社会保険診療報酬支払基金の抜本改組や医療等情報の二次利用の方針(厚労省)
2024/11/28
厚労省は11月28日、社会保障審議会医療部会を開催し、社会保険診療報酬支払基金の抜本改組や医療等情報の二次利用に係る現状と今後の対応方針などについて審議した。
支払基金の抜本改組では、医療DX関連業務に対する国のガバナンスを適切に発揮するため、「医療DX総合確保方針(仮称)」及び「医療DX中期計画(仮称)」を法定化することや組織体制などが検討された。
関連する医療等情報の二次利用に係る今後の対応方針では、医療・介護関係のDBの利活用促進の方向性を確認し、各種DBのデータを安全かつ効率的に利用・解析できるクラウドの情報連携基盤を整備する方向で検討が進められている。
この他、現状でも多くの「持分あり医療法人」が存在する点を踏まえ、2026年12月31日までの措置である認定医療法人制度を更に3年延長することを確認した。