電子処方箋の公的病院等導入予定一覧、薬局の電子処方箋導入効果など(厚労省)
2024/09/12
厚労省は9月11日、電子処方箋推進会議を開催し、電子処方箋の普及拡大に向けた対応状況等や、電子処方箋に対する医療機関・薬局の取り組み状況を確認し、電子処方箋の公的病院等導入予定一覧を提示した。
薬局の取り組み状況では、電子処方箋導入の効果として「二次元バーコードリーダーがない処方箋の入力作業が1患者あたり約515秒削減」「引き換え番号の入力作業などが削減して1患者あたり約32秒削減」「家族(看護者)への処方箋受け渡し手間が削減して患者の待ち時間が削減」といった具体的な効率化が示された。
この他、タブレット導入の効果として、完全ペーパーレス化による時間短縮と月7000円ほどの経費削減をはじめ、薬歴入力の短縮、検査値等の計算ソフトによる手間削減等が示されている。