2023年度調剤医療費、処方箋単価9,343 円、診療所6,900円、病院19,284円(厚労省)
2024/09/05
厚労省は9月3日、2023年度調剤医療費の動向を公表した。
調剤医療費は8兆2,678 億円(伸び率+5.5%)となった。処方箋1枚当たり調剤医療費は 9,343 円(技術料2,540円、薬剤料6,785円)、年齢階級別では年齢とともに高くなり、80歳以上85歳未満が最も高く10,964円であった。
処方箋発行元医療機関別では、医科診療所が6,900円であったのに対し、医科病院が19,284円と高く、中でも大学病院が39,481円と最も高かった。また、診療所の診療科目別では、内科が8,556円(技術料2,483円、薬剤料4,410円)であったのに対し、眼科4,060円(技術料1,580円)と小児科4,274円(薬剤料1,985円)では半分以下となっていた。