JCHOの2023年度財務諸表を公表、補助金縮小の影響により赤字を計上(厚労省)
2024/08/06
厚労省は8月2日、独立行政法人評価に関する有識者会議の地域医療機能推進WGを開催し、地域医療機能推進機構(JCHO)の2023年度の財務諸表を公表した。
これによると、経常収益は対前年度比6.8%減の3,962.9億円、経常費用は1.5%減の3,970.3億円となり、7.4億円の赤字となった。2014年の法人発足後初の赤字を計上した背景には、2022年度は新型コロナ関連補助金の収入が468.7億円あったが、2023年度は補助金の縮小により77.2%減の106.8億円だった。また、コロナ病床確保による病床制限が影響し、本業の医業収支は131.6億円の赤字だった。