3月1日より生活保護受給者の医療扶助オンライン資格確認を運用開始(厚労省)
2024/02/27
厚労省は2月26日、3月1日より運用を開始する医療扶助におけるオンライン資格確認に関する通知を発出した。
今回の見直しにより、オンライン資格確認の対象が生活保護受給者(被保護者)に拡大し、医療機関・薬局が被保護者の診療情報、薬剤情報、健診情報を閲覧でき、医療扶助独自のメリットを享受できるになる。現行の医療券/調剤券は医療扶助の決定時に福祉事務所から被保護者に対して交付される証であり、オンライン資格確認によって資格の有効期限や委託先医療機関等の情報が連携される。
医療機関・薬局において医療扶助に対応するには、機器・ネットワークは医療保険オンライン資格確認を活用するため、追加の導入・設置は不要であるが、医療扶助のオンライン資格確認対応のパッケージソフトを適用させ、業務上の操作確認が必要となる。パッケージソフト適用や運用準備に係る費用は補助金の対象となっている。