10月以降の新型コロナウイルス感染症の診療報酬上の取扱いについて審議(厚労省)
2023/09/14
厚労省は9月13日、中医協総会を開催し、10月以降の新型コロナウイルス感染症の診療報酬上の取扱いについて審議した。
5月8日以降の診療実態等を踏まえ、9月30日までの特例について、入院に係る施設基準や職員変動の特例は2024年3月31日まで継続、平均在院日数や手術の実績件数等の診療実績等に係る要件に関する特例は9月30日に終了、点数では二類感染症患者療養環境特別加算(個室・陰圧室)の特別算定は継続、コロナ患者へ療養指導を行った場合(147点)は9月30日に終了、その他は点数の引き下げを示唆した。
こうした特例を踏まえ、2024年度診療報酬改定では恒常的な感染症対応として見直しを行うこととする。