厚労省は7月5日、適時調査実施要領等を公表した。適時調査実施要領は、地方厚生（支）局が適時調査を実施するための手順書（マニュアル）として活用され、事前提出書類や当日準備書類をはじめ、適時調査実施の手順やチェック項目等が整理されている。

 

適時調査は、地方厚生（支）局による主に病院に関わる診療報酬の施設基準の届出をチェックする調査となっているのに対し、保健所による医療監視（立ち入り検査）では医療安全管理や感染対策、個人情報保護法、各種機器の取り扱いなど、医療機関の設備・管理について点検が行われている。