日本薬剤師会はこのほど、2023年1月に予定される電子処方箋の稼働に欠かせない薬剤師資格証の電子署名に関わる日本薬剤師会認証局のHPKI利用料を変更した。

 

利用料（税込）は、変更前は発行手数料などを含めて、会員39,600円/5年・非会員83,600円/5年であったが、新利用料は会員19,800円/5年・非会員26,400円/5年に改められ、9月26日の受付再開時より適用される。

 

HPKIの取扱いに関しては、HPKI以外の民間の電子署名を用いることについて、保健医療福祉分野における電子署名等環境整備専門家会議で具体的な仕組みの検討が進められ、11月にも方針や基準、規則が策定する見通しとなっている。

 

電子処方箋の稼働により、オンライン診療を受けた際、処方箋が自宅に郵送されずに原本を電子的に受取ることができ、薬局におけるオンライン服薬指導を活用した一気通貫のオンライン化が期待されている。